SEL55F18Z レビュー:最高クラスの解像度を誇る神レンズ【SEL50F14Z比較】

2019年11月22日

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z

平泉 コスモス
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/1250, F4.0, ISO 100, Photo by GAGAnuma

Eマウントで初めに手にする単焦点レンズでオススメは?

と聞かれたら私は迷わずSEL55F18Zを挙げます。

このレンズの特筆すべき点は、かのOtus1.4/55(約40万の超高級レンズ)に匹敵するシャープネスの高さ。

そして、金属製の軽量コンパクトなボディは、スマートな旅行はもちろん、毎日バッグに入れて持ち歩きたくなるような素晴らしい相棒となるでしょう。

それでは作例と共にどうぞ。

SEL55F18Zのスペック

レンズ仕様
名称 Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
型名 SEL55F18Z
レンズマウント ソニー Eマウント
対応撮像画面サイズ ●35mmフルサイズ
焦点距離(mm) 55
焦点距離イメージ(mm) *1 82.5
レンズ構成 (群-枚) 5-7
画角 (APS-C) *1 29
画角 (35mm判) 43
開放絞り (F値) 1.8
最小絞り (F値) 22
絞り羽根 (枚) 9
円形絞り
最短撮影距離 (m) 0.5
最大撮影倍率 (倍) 0.14
フィルター径 (mm) 49
ADI調光対応
手ブレ補正
手ブレ補正段数
テレコンバーター (1.4x)
テレコンバーター (2.0x)
フードタイプ 花形バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ (mm) 64.4 x 70.5
質量 約 (g) 281
付属品
フード (型名) ALC-SH131
レンズフロントキャップ
レンズリヤキャップ
ケース ソフトケース
その他付属品

操作性

フォーカスリングのみのシンプルな構成。

軽快なトルクは実に好印象です。

携帯性

軽量、コンパクト。これぞまさにミラーレスに相応しいレンズです。

α7RⅡに装着したときのバランス感も良好。

取り回しやすいので、ベストなタイミングを逃さず撮れます。

機能性

オートフォーカスは旧世代ながらも比較的早い方で精度も良好。

手ブレ補正は付いていませんが、これだけ軽量コンパクトなレンズなので気にする必要はないかと。

αはボディ内手ブレ補正が優秀ですし。

表現力

使用機材はSONY α7RⅡです。

キツネ村 正面
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/2000, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

超高解像度。これに尽きます。

SigmaArt50mmやSEL50F14Zに匹敵するシャープネスの高さです。

拡大してみると、こんなにシャープに写るのかとびっくりします。

キツネ村 横顔
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/2000, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

キツネ村で撮影。

画像クリックで実際に拡大して閲覧できるので是非。

瞳に写った風景まで確認できます。

ブログに載せている写真は全て10MB以下にリサイズしています。それでもこの卓越した解像度。恐ろしい子。

田代島 猫 午後の陽光
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/1600, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

ねこちゃんもクッキリ写ります。

横から午後の陽光が差し込んでいますが、フレアやゴーストが現れることはなく安定した写りです。

田代島 猫 港
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/8000, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

ツァイスらしい、コントラストが高い描写は健在。

ボケは及第点。価格に見合った、という感じでしょうか。決して悪くはないです。

田代島 ねこ 民家
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/800, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

田代島で撮影。何気ない日常が絵になるレンズです。

田代島 猫 頬杖
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/8000, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

くぁああああ、めっちゃかわいいいいいいいい。

点光源を開放で撮影。玉ねぎボケで、少々ザワつく感じがします。

開放では口径食が目立ちますね。これは絞るにつれて改善します。

9枚のブレードによる円形絞りは、2段絞ってもキレイな円形を保ちます。

山寺 もみじ
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/640, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

山寺で撮影。紅色の発色が美しいです。

山寺 カラフル
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/320, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

山寺の五色布。惚れ惚れするコントラストの高さ。

寺 着物 風景
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/160, F2.0, ISO 100, Photo by GAGAnuma

この距離感…やや遠いか…?と思いながらもサッとカメラを向けたらギリギリ間に合いました。

55mmとやや望遠よりの焦点距離だからこそ、撮れた一枚です。

ちょっと絞ると、グッとシャープになります。

毛越寺 もみじ
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/1250, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

毛越寺で撮影。やっぱりいいレンズだなーとしみじみ。

雪 影
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/125, F16, ISO 100, Photo by GAGAnuma

早朝の陽光が差し込む雪と木陰の階調も見事。

取り回しやすいレンズなので、おっいいな!と思った瞬間にサッとカメラを向けられます。

松島 遠景
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/200, F11, ISO 100, Photo by GAGAnuma

松島西行戻しの松公園からの一枚。F11まで絞って風景撮影もヨシ。

SEL55F18ZとSEL50F14ZA比較

護国寺 猫
SONY α7R II , SEL50F14Z, 1/8000, F1.4, ISO 100, Photo by GAGAnuma

SEL55F18Zのシャープネスの高さは、倍近い値段のするSEL50F14Zに匹敵します。

しかし、SEL50F14Zは開放F値が1.4。

F1.4になると背景はとろけるようにボケ、被写体がグッと際立ちます。

ボケは50F14Zの方がやわらかくキレイです。私的には5014Zの方が好みです。

焦点距離が5mmほど違うのですが、使ってみると想像以上にその差は大きく感じます。SEL55F18Zは望遠に近いイメージです。

最短焦点距離は、SEL55F18Z(0.5m)に対して、SEL50F14Zは0.45mとほんの少し被写体に近づいて撮影できます。

SEL55F18ZとSEL50F14Z

ボディの重量は、SEL55F18Z(281g)に対してSEL50F14Zは778gと超弩級。

コンパクトさを考慮するなら、SEL50F14Zの選択肢は真っ先に消えるでしょう。

総評

田代島 猫 俯瞰
SONY α7R II , SEL55F18Z, 1/8000, F1.8, ISO 100, Photo by GAGAnuma

SEL55F18Zは初めての単焦点レンズとして、最上の体験を提供してくれる驚くほどコストパフォーマンスに優れたレンズです。

普段ズームレンズでの撮影に慣れているαユーザーにこそ使って欲しい。

αの単焦点レンズって素晴らしいんですよ!って胸を張って言える、そんな一本です。

 

Eマウントレンズ レビュー

2019年11月22日

Posted by GAGAぬま